未払利息とは?住宅ローンで発生する条件と防ぎ方

2026年10月 公開

未払利息は、変動金利の住宅ローンで金利が大きく上がったときに発生することがある「払いきれなかった利息」です。どんなときに発生し、どうすれば防げるかをまとめます。

未払利息が発生する仕組み

5年ルールがあるローンでは、金利が上がっても月々の返済額は5年間変わりません。返済額のうち利息の部分は毎月「残高×年利÷12」で決まるので、金利が上がりすぎると、利息だけで返済額を超えてしまいます。払いきれなかった利息が未払利息として繰り越されます。

未払利息がある間は、元金がまったく減りません。未払利息そのものに利息はかかりませんが、最終回までに払い終わらなければ、残りをまとめて払うことになります。

何%まで上がると発生するか

4,000万円・35年・金利0.8%(月々109,225円)で借りた場合、利息が返済額を超える金利の目安は次のとおりです。

金利が上がった時期そのときの残高未払利息が出る金利
借入直後4,000万円3.28%以上
1年後3,901万円3.36%以上
5年後3,495万円3.75%以上
10年後2,969万円4.41%以上
15年後2,422万円5.41%以上

残高が多い借入当初ほど、低い金利で発生します。当初の金利が低いほど月々の返済額も小さいので、上がり幅に対して発生しやすくなります。

計算例:1年後に金利が4.0%に上がった場合

同じ4,000万円・35年・0.8%のローンで、1年後に金利が4.0%に上がったとします。

当サイトのシミュレーターで計算。元利均等返済・ボーナス払いなし・35年返済。金利の変化はその月から反映。

未払利息を防ぐには

まずは自分のローンに5年ルールがあるかを、契約書か金融機関のサイトで確認してください。5年ルールがないローンでは、返済額がすぐに増えるかわりに未払利息は発生しません。

自分の条件で試算する →