住宅ローンの返済額が上がるのはいつから?金利見直しの時期と2026年の利上げ

2026年10月 公開

日本銀行は2026年6月に政策金利を1.0%へ、9月18日に1.25%へ引き上げました。変動金利で借りている場合、返済額が実際に増えるのは利上げの日ではありません。銀行の金利の引き上げ、契約の金利の見直し、返済額の見直しの3段階を経て、数ヶ月から数年あとになります。

返済額が上がるまでの3段階

  1. 日銀が政策金利を上げる
    ニュースになるのはこの時点です。
  2. 銀行が基準金利(店頭金利)を上げる
    多くの銀行は、利上げから1〜3ヶ月ほどで変動金利の基準金利を引き上げます。2026年9月には、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などが変動金利を引き上げました。
  3. あなたの契約の金利が見直される
    多くの契約では、年2回の基準日の時点の基準金利で、その後の半年間の金利が決まります。
基準日新しい金利が使われる返済
4月1日7月〜12月の返済分
10月1日翌年1月〜6月の返済分

年2回見直しの一般的な例。銀行や契約によっては、毎月1日を基準日として見直すものもあります。ご自分の契約は、返済予定表や銀行の案内で確認してください。

5年ルールがあると、月々の額はさらに後になる

金利が見直されても、5年ルールがある契約では、月々の返済額は5年ごとにしか変わりません。変わるのは返済額の内訳で、利息が増えた分だけ元金の減りが遅くなります。

たとえば4,000万円・35年・金利1.0%で借りて、3年後に1.5%へ上がった場合です。

月々の返済額うち利息うち元金
36回目(金利1.0%)112,915円30,978円81,937円
37回目(金利1.5%)112,915円46,366円66,549円
61回目(5年目の見直し後)122,423円––

37回目から利息は月15,388円増えますが、返済額は61回目まで同じです。5年ルールがない契約なら、37回目から121,686円に上がります。

当サイトのシミュレーターで計算。元利均等返済・ボーナス払いなし。金利は指定した月から反映。

2026年の利上げは、いつ返済に響く?

年2回見直しの契約での目安です。銀行が基準金利を引き上げた日によって変わります。

自分の見直し時期を確かめる方法

金利が0.25%上がると返済がいくら増えるかは、0.25%の利上げで返済額はいくら増える?にまとめています。

自分の条件で試算する →

参考:三菱UFJ銀行「変動金利型の金利見直しについて」、みずほ銀行「金利見直しについて」、PayPay銀行「変動金利の基準金利 改定履歴」